はじめに
サウナと運動は、心身の健康において
とても大切な役割を持っています。
例えばサウナには、
- 自律神経をととのえる
- 睡眠の質を改善する
といった効果があります。
運動に関しては、
- 気持ちが元気になり、若返る
- 血液が綺麗になる
- 病気に対する抵抗力が上がる
といった効果が挙げられます。
運動とサウナは健康効果が似ています。
では、この二つを掛け合わせることで、
どのような効果が期待できるでしょうか。
この記事では、サウナと運動による相乗効果
やおすすめなやり方を紹介していきます。
サウナだけでは得られない相乗効果を
実感してみてください。
サウナと運動の相互関係
サウナと運動を掛け合わせることで、
相乗効果が生まれます。
サウナと運動は、健康効果が似ているため、
うまく活用することで、お互いの長所を
伸ばすことができます。
しかし、運動の前後を同じやり方で、
サウナを利用することは避けましょう。
運動の前後で、期待できる効果が変わって
くるため、事前に知識を蓄えておくこと
をおすすめします。
サウナは運動の前?後?
基本的には、運動後のサウナをおすすめして
います。
なぜかと言いますと、
サウナによる筋肉の疲労回復効果に目を
向けることが多いからです。
もちろん、運動前のサウナにもメリット
は多く存在します。
ですが、運動前のサウナは調整を行う必要
があるため、通常のサウナとは異なるやり方
を取るため、マイナーに感じるでしょう。
では、詳しく運動の前後で利用するサウナの
効果についてみていきましょう。
運動後のリラクゼーション
運動後にサウナに入ることで、
筋肉の疲労回復効果を実感できるでしょう。
では、なぜサウナによる筋肉の疲労回復が
期待できるのか解説していきます。
運動後体には、疲労の原因となる乳酸が
溜まっていたり、筋肉を酷使することで炎症
を起こしたりしています。
サウナに入ることで、この溜まっていた乳酸
洗い流したり筋肉の炎症を抑えてくれます。
これには、
- 血流の活性化
- ヒートショックプロテインの分泌
が関係しています。
血流の活性化
血流の活性化により、体に溜まった乳酸
を洗い流してくれます。
ヒートショックプロテインの分泌
ヒートショックプロテインとは、
体内温度が38℃を超えると分泌される
タンパク質です。
細胞の修復が主な働きで、炎症を起こした
筋肉を和らげて、壊れた細胞を修復する
効果があります。
そのため、運動後の筋肉の修復の
手助けをしてくれるのです。
注意点
通常よりも脱水症状を起こしやすいため、しっかりと水分補給をしてからサウナに
入りましょう。
体内の温度を上昇させるために、
一回目のサウナで無理をしないように
しましょう。
運動前の準備
運動前のサウナに入ることでの効果としては
- 基礎代謝を上げる
- 柔軟性が向上する
以上が挙げられます。
基礎代謝を上げる
サウナを利用した後は、基礎代謝が上がって
いるため、パフォーマンスが向上します。
また、汗をかきやすくなるため、ダイエット
効果としては最適と言えるでしょう。
柔軟性が向上する
体を温めてくれるため、柔軟性が向上し、
怪我をしにくいようにしてくれます。
運動前のサウナは、運動のパフォーマンスの
向上や準備運動として役割が強いです。
注意点
長時間のサウナはやめましょう。
これは脱水症状の原因につながりますので、
10分以上のサウナはやめておきましょう。
また、サウナを長時間入ることで、疲労感が
溜まり、逆にパフォーマンスを落とす可能性
があります。
運動前のサウナの利用は十分に注意をして、
サウナを利用していきましょう。
最後に
運動前にサウナを入ることで、
- 基礎代謝の向上
- 柔軟性の向上
といった、準備運動の役割があります。
運動後のサウナでは、
- 筋肉の疲労回復
が挙げられ、運動後のリカバリーとしての
役割があります。
運動後のサウナでは、普段通りの利用で
問題はありませんが、
運動前は、サウナの負荷をできるだけ軽く
しましょう。
運動とサウナを掛け合わせることで、お互い
の長所を伸ばすことができるので、
ぜひ、うまく活用してみてください。