はじめに

サウナを利用する人が増えてきた近年では、サウナの温度が高い場所や水風呂の温度が低い場所がピックアップされることが多くなりました。

サウナにとって、温度はとても大切で、自分の体に合った温度でないと気持ちよくととのうことができないです。

ですが、温度以外にもととのいやすさに直結することがあります。

それは五感情報です。

実はサウナを利用する際には、サウナの温度や水風呂の温度、混み具合だけではなく、どのような音があったり、匂いはどうなのか、視覚情報は良いのかも大切な要素です。

この記事では、サウナを利用する際に気をつけるべき五感情報についてお話ししていきます。

これからサウナを利用する際のサウナえらびに役立てれれば幸いです。

目次

  • 嗅覚でととのうために効果のある匂いとは
  • 聴覚でととのう気持ちの良い音とは
  • 視覚でととのう:大切なサウナ室の明かり
  • 最後に

嗅覚でととのうために効果のある匂いとは

サウナに入る時に木材の匂いを気にしたり、ロウリュの匂いを気にしたりしませんか?

匂いを楽しむためには、

  • サウナ室での木材の匂い
  • ロウリュ時のアロマ水
  • 外気浴でタオルにアロマをつけて楽しむ

やり方があるでしょう。

この匂いというものは、サウナでととのう上で本当に大切なことで、サウナ室を入る瞬間にかおる木の匂いが気持ちを和らげてリラックスさせてくれます。この入った瞬間に少しリラックスすることが心地よいととのう体験を促してくれます。

また、ロウリュを行うときのアロマ水の匂いというのも温度が高まって少ししんどい気持ちになりますが、匂いがリラックスさせてくれたりします。

外気浴時には、タオルにアロマ水の匂いを染み込ませて嗅ぐことでよりリラックスした外気浴を楽しむことができるでしょう。

匂いによっての効果も違ってくるため、自分の好みの匂いを見つけることも楽しいサウナ選びになってきそうですね。

アロマオイルの効能とは

アロマ水にも色々な種類があり、その種類によって効果は変わってきます。

自分の気分に合わせた匂いを堪能することがお勧めです。

交感神経活性化系のアロマ

交感神経活性化作用のあるアロマは

  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ベルガモット

などの柑橘系の匂いにあたります。すっきりとしたリフレッシュ効果を持っており、心理的な負担をかけずに交感神経を刺激することができることが特徴です。

サウナでの負荷が高くなるため、使用時は注意が必要です。

副交感神経活性化系のアロマ

副交感神経活性化作用のあるアロマは

  • ローズ
  • イランイラン
  • ラベンダー

などのフローラルな香りにあたります。副交感神経活性化系のアロマでも多少効果は異なりますが、基本的には、副交感神経を活性化させ、リラックス効果が期待できます。

ラベンダーは睡眠効果を高める作用があるため、疲れた時にはお勧めですね。

聴覚でととのう気持ちの良い音とは

無音でサウナを利用するよりも、自然な音がある方が集中ができます。

テレビなどではなく、柔らかい自然音や気にならないBGMがかかっているサウナ施設では、通常よりも集中してサウナを楽しむことができるでしょう。

心地の良い音が響き渡るサウナ施設では、入った瞬間に少し心地よく感じます。この最初に心地よいと感じて副交感神経が優位になることが後々ととのう時に気持ちの良いものにつながるため、自然音が聞ける施設がお勧めですね。

この自然音を体験するためには、山奥とかにある自然豊かなサウナ施設で、人の出入りが少ないところを探すことがいいでしょう。川の音や鳥のさえずりなどは、副交感神経を優位にするためには、これ以上ないほど気持ちの良い音になります。

ぜひ、興味があれば、自然豊かなサウナ施設を探して、ワンランク上のサウナ体験をしていきましょう。

視覚でととのう:大切なサウナの明かり

明かりが明るいか暗いかというのは、サウナ後の睡眠の質にも関わってくることなので、とても大切なことです。

夕方以降に明るい光を目にすると睡眠の質が落ちてしまいます。サウナの効果をしっかりと受けるためにもできるだけ暗いところでサウナの効果を十分に受けた方が良いでしょう。

実際に、睡眠の効果だけではなく、ととのう効果も半減してしまうのです。これは、ととのうことは、交感神経と副交感神経のギャップが大きいことだからです。

明るいサウナを利用した場合は、脳が起きてしまい、自然に体温を上げようとするため、交感神経が思うように活性化されません。そんな状態で、外気浴をして副交感神経を活性化させても交感神経と副交感神経のギャップが小さいため、ととのえない状態に陥ってしまうのです。

おすすめ:サウナで明かりを回避するには

サウナで明かりを回避するためには、大きめのサウナハットを深く被ることです。

サウナハットは基本的に大きめに設定されているため、目元も少し隠せるでしょう。サウナハットで上側はあんまりわからないのですが、下側は見えるため、安全に移動することもできるし、周りを少し確認することができます。

サウナに周りを見ることがなくなり、己の空間だけと認識できるため、通常の被っていない状態から比べると一目瞭然で気持ちの良いサウナ体験をすることができるでしょう。

最後に

サウナでととのいやすくなるためには、「五感」をしっかりと意識することです。

特に、「聴覚」「嗅覚」「視覚」の3点がととのうに直結するため、そこをしっかりと意識したサウナのルーティンをすることで、通常のととのう体験とは比べ物にならないほど気持ちの良いサウナ体験にすることができるでしょう。

この五感の部分はサウナ選びにはとても重要な部分なので、ぜひサウナを新規開拓したいという人は、この五感の部分を重要視して選んでみてはいかがでしょうか。

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