外気浴Life

はじめに

みなさんは熱波師に必要なことはご存知ですか？

熱波師は名前の通り熱波を送る人のことを指します。しかしただ熱波を送るだけではありません。熱波を送るのと一緒に自分の熱い気持ちを送ってもらったりしてその熱波師のパフォーマンスに魅了されることでしょう。

熱波師はサウナの中で熱波を送りますが、サウナは高温の室内で一歩間違えれば命の危機に侵されることもあるため、サウナ室の中でサウナに関しての知識はお客様よりも多く蓄えていかなければなりません。

また、熱波を送ることも大変体力がいる作業であったり、サウナの室内の灼熱の中でバスタオルを使ってお客様に均等に風を送る必要があるため、体力面だけではなく、技術面の向上が必須の条件になります。

お客様の気持ちの良いサウナのために日々努力をしている熱波師になるためには実際どのようなことが必要となってくるのか詳しく見ていきましょう。

熱波師になるためには、お客様を満足させる熱波を送るスキルだけではなく、サウナに関する知識も豊富に蓄えておく必要があります。

熱波師はサウナ室でお客様の前に立ちバスタオル煽いで熱波を送るため、サウナの利用方法などの基本的なサウナに関する知識は必要不可欠です。

サウナーの皆さんの手本となるような立ち振る舞いができれば、サウナーとしてもとても楽しみにアウフグースを楽しむことができるでしょう。

熱波師はアウフグースを行っている最中は熱波師がお話をしたりします。その時にお客様に対してサウナの歴史や文化の説明をして、アドバイスを行うことがあるため、その時にとても役立ちます。

知識を知ることでサウナの歴史や文化に対して尊重して、自分なりの解釈でその個人的な熱波師としての個性を伸ばすことにつながるきっかけになるのではないでしょうか。

熱波師が送る熱波にも人によって良し悪しがあります。また、ロウリュによるちょうど良い温度の調整などもやはり熱波師の技量にかかっているでしょう。

熱波の質は良し悪しによってお客様の整いやすさが変わってきます。熱波の質が良い状態は体内の温度の上がり方が一定で、さらに全身が均一に温まっていきます。

しかし、悪い場合だと、体内の温度の上がり方が一定ではないため、表面だけ熱くなり、すぐに退出して、結果体内の温度が上がりきっていないため、整えなくなるのです。

サ室の温度、湿度の調整をして快適な環境を提供するスキルが必要となります。温度が高すぎる中で、アウフグースをすると温度が高くなりすぎて、体内の温度が上がる前に皮膚が焼けるように痛くて退出する人や我慢して本当に熱中症に陥る人も増えるため、安全を確保することが重要です。

気持ちいい温度の提供は気持ちいいアウフグースにつながり、お客様と熱波師の良好な関係につながるでしょう。

熱波師という職業はサウナーに取っては素晴らしい体験を与えてくれる唯一無二の存在と言えるでしょう。熱波師の存在は、サウナをより良い体験に変えるための指標であったり、サウナーにとっての居心地の良い空間を与えてくれる存在です。

熱波師になるためには、スキルに関してだけではなくサウナの知識を日々蓄える必要があり、毎日自己研鑽をしていく必要があるでしょう。

熱波を送るスキルに関しもすぐにものにできるわけではなく、自分の癖があったりして、上質な風を送ることができないこともあります。

このように熱波師は日々自己研鑽をしてサウナーにより良い環境にしてくれるために努力をしてくれています。今度アウフグースを受けた際は素直に感謝を伝えることができれば、より良いサウナライフを作ることができるのではないでしょうか。