はじめに
熱波師とアロマ水は切っても切り離せない、とても関係性が高いものです。
熱波師がアウフグースをする際にサウナストーンにアロマ水をかけてでた香りを熱波とともにアウフグースを受けている人にぶつけていきます。
アロマ水の量が多すぎると匂いがキツくなったり、蒸気で暑すぎる状況になったり、逆に少なすぎるとアウフグースをしている意味がないほど変わらなかったりします。
このアウフグースをする際のアロマ水の量は本当に重要で、受ける側としては気持ち良くアウフグースを受けるための重要な要素となります。
この記事では、実際にアロマ水による効果や熱波師のテクニックについて、受ける側の観点から解説していきます。
アロマ水の効果とは?
アロマの香りには、香りの種類によって、リラックス効果やリフレッシュ効果、喉の調子を整えてくれる効果が期待できます。ほとんどのアロマにはリラックス効果があり、香りを家具だけで、リラックスした気持ちになれます。
この記事では、アロマの香りの種類によっての効果に着目して解説していきます。
フローラル系の香り
フローラル系の香りはお花の香りと言われています。
嗅ぐととてもリラックスした気持ちにしてくれます。
- ローズ
- ゼラニウム
- ラベンダー
などがフローラル系の香りに分類します。
シトラス系の香り
シトラス系の香りは爽やかでスッキリとした柑橘系の香りになります。万人受けなタイプで、好きな人が多くいるのも特徴ですね。
とても爽やかな香りで、高温で自分を追い詰めているサウナにとっては相性抜群な香りと言えるでしょう。
効果として、気分をスッキリさせたい、リフレッシュ効果を期待できるでしょう。
- グレープフルーツ
- レモン
- オレンジ
- ベルがモット
などがシトラス系の香りに分類されるでしょう。
ハーブ系の香り
ハーブは、よくガムとかで食べられるミントの香りに近い香りになります。すっきりとスッとしていて気分がすっきりする香りがあります。
ハーブは喉の調子が悪かったり、鼻詰まりがひどい時にも健康効果として、喉と鼻の調子を整えてくれる効果が期待できます。
また、健康効果のみならず、リフレッシュ効果にも最適で、自分の集中力を高めたい時にはうってつけです。
- バジル
- フェンネル
- セージ
などの香りがハーブの香りに分類されます。
アウフグースのおすすめ
アウフグースを受ける際に座る場所としておすすめできる場所は、サウナ室のできるだけ高いところです。蒸気と共に香りがくるため、しっかりと香りを楽しむ際には、サウナ室でのできるだけ高いところで受けることをおすすめします。
注意点
アウフグースは、普段のサウナよりも高温な空間になります。なので普段のサウナよりも負荷が大きくなります。
我慢するとあっという間に熱中症に陥り、ぶっ倒れる可能性があるため、我慢もほどほどにしてください。多少の我慢の方が気持ち良く水風呂に疲れますが、自分の体調と相談して、きついなと思ったらすぐに出てください。
サウナは自分を気持ち良くするためのものという目的を常に見失わずにアウフグースを楽しみましょう。
熱波師のテクニック
アウフグースの際、そのサウナ室の中で誰よりも真剣に皆さんのことを考えてくれている熱波師。
熱波師は、タオルの扱う技術も高く、アロマ水の量の調整にもとても思考しています。一回のアウフグースに神経を使って周りの楽しさを倍増させることを考えています。
特にアロマ水の量は、多くても少なくても気持ちの良いアウフグースにすることができません。なので、最初にかける水の量を調整して、サウナストーンの状況とかも考えて、分割して多めの量を入れたり、とその場での最適解であるアロマ水の量を調整してくれています。
オートロウリュのところだとこの気遣いがなくて、熱すぎたりと熱波師の凄さを一段と感じますね。
熱波師の大切にしていること
熱波師で大切にしていることは、楽しむことだと考えています。近年熱波師が多く登場しており、勢力が拡大している中で、皆さんが口にすることは、
「熱波師は楽しい」
です。心の底から楽しんでいる熱波師の人には個性が出てきますし、何より受けてみて気持ち良く感じますよね。受けてくれる人を楽しませる前に自分が楽しむことを忘れずに熱波を送ることが一番大切なのではないかと感じます。
アウフグースショーであったり、アウフグースを行う前のトークなども明るく楽しむ人からの言葉は自然と聞き入りますよね。
技術を磨くということよりも自分が楽しむことに焦点を当てて熱波を楽しむことがとても大切になってくるのではないでしょうか。
最後に
熱波師は、アウフグースの際には、アロマ水の量を調整したり、匂いを選別したりと私たちが見えないところまで配慮に溢れています。
熱波師は相手を楽しませるだけではなく、自分自身が楽しむために一生懸命一回ごとのアウフグースに誇りをかけて行ってくれています。
この見えないところでの気遣いがやがて個性となり、その熱波師としての魅力になっていくのではないでしょうか。
この熱波師という職業に誇りを持って誰よりも楽しもうと思う精神が熱波師としてとても必要になってくるテクニックになるのではないでしょうか。