はじめに

みなさんにとっての熱波師とはどのようなイメージですか?

真っ先に思い浮かぶイメージは、熱波を送ってくれてサウナーがととのうための手助けをしてくれる。というイメージが多いかと思います。実際に熱波師の役割として、熱波を送り、サウナに入っている人たちが整いやすい体温を作ってくれることを期待している人は多いかと思います。

整いやすい体温を作るためには熱波師だけの力だけではなく、サウナに入る人がサウナのマナーを理解して一人一人が気持ちの良いサウナ室を作っていく必要があります。

この記事では、実際に熱波を受けているサウナーとして、サウナのマナーについて確認していき、これからのサウナーとしての行動だけではなく、熱波師としての活動にも役立てたら幸いです。

熱波師の心得

熱波師として活動する上で、技術や知識というところも大事ですが、気持ちの面が本当に大切になってくるでしょう。アウフグースを受けてくれるお客様のことを考えてしてくれるだけで、自然と細かい配慮をできるようになり、それが熱波師としての個性につながっていくでしょう。

サウナをこよなく愛しリスペクトする

熱波師として活動する上で当たり前ですが、サウナとは深い関係になります。ですので、サウナのことを大好きである必要があります。

「どうすればもっと気持ち良くすることができるか?」

などと思考することができるのは、本当にサウナがいいと思い、リスペクトしている人にしかできないです。

ほとんどの方はサウナが好きで熱波師になった人だと思いますが、もっと好きになっていきましょう。

おもてなしの精神

元々アウフグースというのはヨーロッパの方で、おもてなしの精神から作り出された伝統的な儀式になります。そこから日本独自に改良して今日本にあるアウフグースになったとされています。

なので熱波師には、おもてなしの精神がとても大切な心得となります。

「ととのうためにはどうするべきか?」
「どのような空間を作って満足させようか?」

というサウナーに対してのおもてなしの精神がリピートしたくなるアウフグースにつながっていくでしょう。

受ける側として、受けてみて気持ちがいいなと思えるのは、やはり気持ちの乗っている熱波です。

熱波師として楽しんで熱波を送ること

アウフグースというのは、熱波を送るという他にも入りのお話であったり、動きで魅了したりと、ショーとして楽しむ要素もあります。そんな時に熱波師が楽しそうに熱波を送っていると、

「この人の熱波は楽しくて満足感を感じる」

と、ととのいやすくなる効果だけではなく、満足感を与えれると期待以上の満足感を感じれます。

受ける側は、このアウフグースを楽しみにしているため、熱波師が楽しそうにしているのを見るとこちら側も楽しくなるため、楽しそうにすることも熱波師として必要な心得になるでしょう。

サウナのマナーとエチケット

この記事では、サウナのマナーとエチケットを紹介していきます。皆さんが気持ちよくサウナを楽しむためにはとても必要なことになるので、全て知識として吸収していきましょう。

サウナの入る前に水滴をふく

サウナに入る前には、体温をある程度を高めておくために、入浴したり、シャワーを浴びたりするため多くの水滴が体にまとわりついていますが、サウナ室に入る前にはその水分を払ってサウナ室に入りましょう。

サウナ室がビチャビチャに濡れて周りの人に迷惑をかけてしまいます。

タオルを絞ってから入る

サウナ室へ持ち込むタオルは絞ってから持ち込みましょう。濡れた状態のタオルでは、いろんなところを濡らしてしまい、サウナ室の温度が低くなったりします。

また、濡れた床では、転倒するリスクを上げてしまうため、しっかりと絞って周りを濡らさないようにしましょう。

水風呂に入る前に汗を流す

水風呂に入る前に軽くシャワーをして汗を流しましょう。サウナ後は汗が多量に流れます。そのまま水風呂に浸かると水風呂に汗がめっちゃ入ってしまうため、他の利用者にとっては気分を害してしまうこともあります。

サウナ後のシャワーのポイントとして、冷たいシャワーではなく、温かいシャワーで体温を下げないようにしましょう。温かいシャワーの方が、水風呂に入った時の温度差が高くなり、整いやすくなります。

サウナ室内では話さない

サウナ室内では、基本話すのはNGです。サウナに入る人は基本的には静かに入りたい人が多いです。アウフグース中もあまり話さない方が周りの人たちの迷惑にならないです。

皆さんでマナーは気をつけて気持ちの良いサウナライフを目指していきましょう。

最後に

この記事では、熱波師の心得とサウナのマナーについて説明していきました。心得については、気持ちの問題で、いかに熱波師自身もサウナーも楽しむかということが大切になってきます。

皆さんが気持ち良く楽しむためには、皆さんがマナーを守りサウナを楽しむということを忘れずにいることが不可欠です。

熱波師としては、皆さんがサウナをより楽しめるように熱波を送ってくれているため、サウナーの人の手本となる立ち振る舞いをして、それをサウナーたちが真似ていき、より良いサウナの利用をして皆さんが整いやすいの環境づくりのきっかけになれば嬉しく思います。

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます