はじめに
熱波師という職業は、今でこそ少し認知されてきましたが、まだまだ職業として認知できていない人もいます。このような状態の中で、熱波師として認知されて仕事を請け負うのはかなり大変と言えるでしょう。
近年で急速に伸びてきているサウナ業界。サウナの数も首都圏だけではなく、地方の方にも多くのサウナ施設が建てられていきました。
首都圏の方だとアウフグースもやっているサウナ施設は多くあり、熱波師を必要としている施設は多くあるでしょう。
しかし、地方では、サウナ施設が多くなりましたが、アウフグースをやってくれる施設はそこまで多くなく、あまり熱波師を必要としない施設が多くないです。
このように熱波師は場所によって需要がかなり変動きており、安定して結果を出していくのは人並外れた努力が必要となってくるでしょう。
この記事では、熱波師が成長するためのマインドについて、アウフグースを受ける側の私が感じたことや実際にどんな人が結果を出しているかについて説明していきます。
熱波師として必要なスキル
熱波師として結果を出していくためには、熱波師のスキルとして必要なスキルがあります。
結果を出す熱波師=良い熱波師とした時に、良い熱波師としての定義は、受ける側が、時間を忘れるほど熱波に集中した状態を作り出せる人のことを指します。
この良い熱波師に必要なスキルとして3つ挙げます。
1.人を惹きつける能力
熱波師にとって、人を惹きつける能力はとても大切になります。人を惹きつけることができれば、受け側としては、その人に集中して熱波を受けることができます。
人を惹きつけるためには、口のうまさであったり、タオルの扱い方、パフォーマンスの魅力など他にもたくさんあるでしょう。
この人を惹きつけるためには、自分にとってどのようなやり方が一番自分に合っているのかを自己分析して、自分に合っているやり方を磨いていくのが「人を惹きつける能力」をつけるための鍛錬になるでしょう。
2.自己管理能力
熱波師にとって自己管理能力はとても大切になります。
健康、時間、スケジュールの調整を行えることが必要な能力になります。熱波を送る際には、事前段取りが生命線となるため、どれだけ事前準備に時間をかけれるかが、毎回の熱波のクオリティを上げるためには必要となります。
自己管理能力には、小さなことから始めましょう。例えば、パフォーマンスする3時間前からこまめに水分補給を行い、体に水分を含ませる。といった、自分にとってハードルの低いものからスタートしていくことが大切です。
時間、スケジュールの調整を万全に行うためには、まず健康な体が必要となりますので、自己管理能力として、まずは自身の心身の健康から管理していきましょう。
3.サウナをこよなく愛する
サウナをこよなく愛している人しか、ユーザー目線でサウナを考えることができないでしょう。ユーザー目線で考えれないと自己満足のパフォーマンスとなり、周りの人から何も評価されないでしょう。
自分なりにユーザー目線にたち、考えて実行していくことで、それはやがてその人の個性になり、魅力になるでしょう。
自己研鑽の重要性
急速に展開していっているサウナ業界では、サウナでの新しい楽しみ方が見出されたりしており、必ずしも熱波が必要かというとそうでもないのが現状です。
そんな中、熱波師として日々自己研鑽しないと時代の成長の波に取り残されて、誰からも評価がされなくなっていき、干されていきます。
熱波師としては、サウナ室だけで評価されていると思われていますが、実はそうではないのです。サウナ室の外での行動も評価されていきます。
人間は感情に左右されやすいので、サウナ室の中で、自己研鑽していることは、受けた側にはわかるもので、その熱波に気持ちが乗るようになります。
「真剣さは伝わる」
本当に受けてみると真剣さや緊張感は伝わりますし、伝わるからこそ良かったなと個人的に思います。
自己研鑽は無駄にはなりませんので、自分のことを信じて自己研鑽を楽しんでいきましょう。
最後に
熱波師としてとても重要となってくる必要スキルは3つ
- 人を惹きつける能力
- 自己管理能力
- サウナをこよなく愛する
です。他にも、
- 誠実さ
- 戦略性
- 自信やプライド
も必要なスキルとなってきますが、私は個人的には、この3つが一番基本的で必要となってくるスキルではないかと考えています。
基本的にマインド一つでこの必要スキルを磨くことができますが、この必要スキルに完璧はありません。
悩んで、実際に能力を使ってみて改善していくことが、自分なりの熱波師としての自信やプライドになり、魅力となります。
この記事で紹介した熱波師としての必要なスキルを実際に意識して使ってみて、存分に悩んでいきましょう。悩むことを楽しんで自己研鑽を楽しんでいきましょう。