はじめに

皆さんはサウナ体験をする際にサウナハットを使用していますか?

サウナ体験において、サウナハットは重要な役割を果たすアクセサリーです。サウナハットを有無でサウナで得られる効果も段違いに変わってきます。昨今のサウナブームにより、サウナハットを使用してサウナを楽しんでいる人を多く見かけることでしょう。特にサウナハットのことを深く知らない人にとっては、「なんでサウナで帽子をかぶっているのか?」や「意味あるの?」「おしゃれかな?」と思うでしょう。

この記事では、サウナハットの役割やその歴史について紹介し、サウナ愛好者にとってやこれからサウナにハマる人たちにとってわかりやすく、サウナハットの使用方法や、種類、効果について追求していきます。

サウナハットとは何か?

まず、サウナハットとは、サウナの熱い蒸気から頭部を保護するアイテムになります。サウナキャップと呼ばれることもあります。

今、日本ではとてもブームになっており、サウナハットの需要も高くなっていますが、元々フィンランドやロシアとかの日常的にサウナを利用する国ではごく一般的に使われるアイテムになります。

このサウナハットにもさまざまな種類、素材、デザインがあり、サウナの中で唯一つけれるおしゃれアイテムに活用されているでしょう。

サウナハットの役割

サウナライフに新しい楽しみを見出してくれるサウナハット。サウナハットをつけることで、サウナのデメリットというべき部分から体を守ってくれます。では、詳しく見ていきましょう。

  1. 頭の温度上昇によるのぼせを防ぐ
  2. 髪及び頭皮の乾燥防止

1.頭の温度上昇によるのぼせを防ぐ

空気が温まると上昇する性質があるため、基本的にはサウナの空間では上に行けば行くほど温度が高いです。なので、基本的には頭の方に熱が多く行くことになるため、体よりも先に頭が熱くなってくるため、頭がくらくらしてのぼせてしまい、サウナの効果を体に伝える前にサウナを出てしまいます。

サウナハットを身につけることで熱伝導率を低くしてくれて、頭部に伝わる熱をある程度伝わりにくくしてくれるため、のぼせる前に体全体に熱さが伝わってくれるでしょう。

2.髪の乾燥防止

日本のサウナは高温低湿が特徴のため、髪も乾燥してしまいます。髪の毛は成分がタンパク質で熱にとても弱いため、サウナに長時間いることで髪の毛に深刻なダメージがあります。また、髪の毛だけではなく、頭皮にもダメージがあり、頭皮の余計な油分まで排出してしまい、頭皮の乾燥を引き起こしてしまいます。

皆さんもサウナの後に髪がギチギチになる体験をしたことはありませんか?

サウナハットを身につけることで髪の毛や頭皮が高温や低湿度の影響を受けにくいようにしてくれるため、髪及び頭皮へのダメージを最小限に抑えることができるでしょう。

サウナハットの歴史

サウナの発祥はフィンランドとされておりますが、サウナハット発祥は実はドイツではないかと言われております。13世紀の中央ヨーロッパにおいてサウナハットが使用されている絵画が発見されていることから、ドイツで発症されているのではないかと言われています。

今では世界的にサウナの効果が注目が浴びる中でサウナハットの効果にも目を向ける人が多くいて、いろいろな人に広がっていきました。

日本もその国の一つで、今急激にサウナハットを使う人が増えており、いろいろなデザインや機能にこだわったモデルなどが販売されています。

サウナハットの素材とデザイン

近年はおしゃれでサウナハットを選ぶ人や機能面で選ぶ人などいろいろな人がいます。素材によってのメリット、デメリットがあると思うのでここではそこについて解説していきます。

サウナハットに使われる素材

サウナハットで使われる素材としては、さまざまな種類があります。素材によって、耐久性や耐熱性、見た目も全然違います。自分好みの素材を知り、実際に使用して皆さんの好きなサウナハットを見つけていきましょう。

1.ウールフェルト素材

  • 堅く、断熱性・耐久性に優れている
  • 消臭効果も優れており、清潔に保てる

手入れ方法

  • 洗濯方法:基本的には乾かすのみ、洗う場合は手洗いで洗濯機の使用はNG
  • 乾燥方法:風通しの良い場所で干すこと

デメリットとして折りたたみができないタイプが多く、洗濯機での丸洗いもNGであるため、お手入れが重要な素材になります。ただ、種類が豊富で、自分好みのサウナハットを見つけやすいでしょう。

2.リネン素材

  • 綿や麻などで作られており、柔らかい
  • 基本的に折りたたみ可能

手入れ方法

  • 洗濯方法:洗濯機の使用可能、ただし、NGもあるため、確認はしましょう。
  • 乾燥:乾燥機はNG、洗濯後、シワにならないように素早く干す

デメリットとして、耐熱性や耐久性が低く、シンプルなデザインが多いイメージです。しかし、比較的安価な素材になり、洗濯機での丸洗いも可能なため、使いやすい素材になるでしょう。

3.タオル地

  • タオル生地であるため、吸水性が高い
  • 基本的には折りたたみも可能

手入れ方法

  • 洗濯方法:基本的に洗濯機で洗う。柔軟剤の使用は極力避けること。
  • 乾燥方法:一般的なタオルと同じ乾燥方法となる。

一般的なタオルと使い方、手入れ方法は同じになりますので、とても扱いやすいのではないでしょうか。ただし、柔軟剤の使用で、水分の吸収性が悪くなったりしますので、使う頻度は少なくしていきましょう。ゴワゴワになったタイミングで柔軟剤を使用していきましょう。

4.化学繊維

  • ナイロンやポリエステルなどの化学繊維のため、軽量かつ頑丈。
  • しわ、変形に強く、折りたためる。

手入れ方法

  • 洗濯方法:基本的には洗濯機での洗濯。
  • 乾燥方法:乾きは他と比べて早いし、変形にも強いため、特にきをつけるべき点はない

化学繊維なので、機能面はとても優秀ですが、断熱性があまり高くないところがネックです。また、他の素材と比べると、やはり、種類が少ない印象があります。しかし、近年では、改良されて、断熱性を高めた種類もありますので、将来的にとても期待できる優れた素材と言えるでしょう。

最後に

サウナハットはサウナ体験する際に感じる熱のデメリットを最大限小さくしてくれる素晴らしいアイテムです。サウナハットの使い方を知り、素材を知り、自分の好きなデザインのサウナハットを見つけることで、日々のサウナにも楽しみが一つ増えるのではないでしょうか。

サウナハットも昔と比べると徐々に発展しており、さまざまな種類のサウナハットが販売されています。また、デザインに関してもネットで調べるととても量が多くて混乱することがあるとは思いますが、どの素材もメリット、デメリットがあり、この素材が一番というのはありません。まずは、どの素材というよりも、デザインで好きなものを使用してみて、サウナハットの有用性を理解してみるところから始めてみると良いですね。

個人的には、初めてには、タオル生地がおすすめです。値段もとてもお手頃な価格になりますし、何より、使い心地が普通に日常的に使うタオルと同じように扱えるため、とても扱いやすいでしょう。

皆さんのお気に入りのサウナハットはありますか?

お気に入りのサウナハットを見つければ、サウナがもっと楽しくて、より効果を実感できるでしょう。
皆さんのお気に入りのサウナハットを見つけて、サウナ体験をより良いものへとグレードアップできれば嬉しいです。

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