はじめに
サウナ愛好者の間で使われる特殊な用語や言葉がたくさん存在します。
例えば、
- ととのう
- 清める
- サ飯
などよく聞くサウナ用語だけではなく、
- グルシン
- 水通し
などの少し聞きなれない言葉も存在します。
この記事では、サウナの基本用語から少し聞きなれない用語について紹介していきます。
サウナ用語を知っているだけで、サウナで楽しむことが増え、より楽しめるでしょう。
サウナの基本用語
基本的にサウナに入る際によく耳にする用語を説明していきます。
サウナー
サウナ愛好家の人たちを指す言葉です。
ととのう
ととのうとは、体がリラックスしているが、頭が冴えている状態のことを指します。
基本的には、サウナ→水風呂で体にストレスをかけて、外気浴で解放することで、この現象が起こります。
解放する前にストレスが高ければ、それだけ気持ちの良いととのう気分を味わえます。
清める
サウナに入る前に体と頭を綺麗に洗うことをいいます。
みんなが快適にサウナを利用するためにとても大事なマナーと言えるでしょう。
サ飯
サウナの後に食べるご飯のことを指します。
サウナ後のご飯は通常よりも美味しく感じます。
しかし、サウナ後は、腸の吸収率が高くなっているため、食べ過ぎには注意が必要です。
サウナストーン
サウナを行う際は、この「サウナストーン」を温めて、周りの空気に伝えてサウナ室内の温度を高めます。
また、ロウリュを行う際にはこのサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、温度と湿度を一気に高めます。
サウナストーンの特徴は
- 熱を吸収する
- 耐熱性を持っている
- 硫黄を含んでいない
以上が挙げられるでしょう。
温浴装置
サウナで使用される装置の用語の解説していきます
サウナストーブ
サウナ室を温めるための装置の名称です。
ストーブの熱源は、
- 薪を燃やす
- 電気
- ガス
が主に挙げられるでしょう。
熱源が同じ種類でも異なる温まり方が存在します。
サウナストーブの種類として、
- 輻射式の遠赤外線方のサウナ
- 対流式サウナ(サウナストーン)
- サウナストーブを格納してあるタイプのサウナ
などが挙げられます。
対流式サウナは、サウナストーンが敷き詰められているため、ロウリュが行えます。
サウナの文化と儀式
サウナの儀式や特定の文化に関連する用語の紹介していきます。
アウフグース
サウナストーンに水をかけて出てきた蒸気をタオル等で扇ぎ、室内全てに熱を行き渡らせる儀式です。
ドイツ発祥で、元々はおもてなしの心から発展したと言われています。
今では、ショーアウフグースといった、パフォーマンスで点数を競い合う競技にも発展しました。
ちなみに「アウフグース」はドイツ語で、コーヒーなどを沸き出すという意味です。
ヴィヒタ
ヴィヒタとは、白樺の若い枝葉を束ねたもので、バスルームやサウナ内で全身を叩くように使用しています。
このやり方を「ウィスキング」と言い、発汗や血行を促すとされています。
サウナの本場フィンランドでは2000年以上前から現在まで一般的に楽しまれている健康法でもあります。
サウナの健康効果
サウナの健康効果に関連した効果を二つ説明していきます。
サウナを利用した時に分泌されるタンパク質です。
略称はHSPで、傷ついた細胞の修復が主な役割です。
体内温度が38℃以上になると増加し、免疫細胞の活性化にもつながるため、病気の予防にも最適です。
サウナを利用した際に、血液の流れが活性化されます。
サウナの熱により、血管の柔軟性が向上し、血液を流すための力が軽減され、血流がスムーズになります。
その結果、全身に血液を行き渡らせることができ、体の老廃物を流してくれたり、冷え性の改善にもつながります。
聞き慣れないサウナ用語
普段のサウナでは聞き慣れない用語について紹介していきます。
あまみ
サウナ・水風呂に入った後に体に出てくる、赤いまだら模様のようなものです。
あまみが出る時はサウナと水風呂の温度差が激しい時に出てきます。
ディープリラックス状態
ディープリラックス状態=ととのう状態です。
水通し
サウナに入る前に水風呂に入り、体を軽く冷やす行為のことを指します。
サウナーの中には水風呂の温度を確かめるために入る人もいます。
グルシン
水風呂の温度が1桁であることを指します。
グルシン=シングルであり、グルシンの由来はシングルから来ているとされています。
最後に
サウナには基本の用語から、あまり聞き慣れない用語が幅広く存在します。
サウナ用語を知ることは、サウナを利用する際にサウナをより楽しむヒントをゲットできるチャンスと言えます。
例えば、
グルシンと呼ばれる言葉があります。
この言葉を理解することで、より冷たい水風呂があることを知れます。
すると、体験してみたいという興味心がそそられて、今までにない体験を実践できるきっかけとなるでしょう。
このようにサウナ用語から少し連想して、新しいサウナの楽しみ方を見つけていきましょう。