外気浴Life

はじめに

皆さんは、サウナが好きですか？

サウナには、ドライサウナ、ウェットサウナという大きなくくりから様々な発展を遂げてきました。

種類によって効能は違うため、気分によって使い分けるようにしましょう。

例えば、ドライサウナでは、高温で乾燥している空間が特徴で、ウェットサウナと比べて体に負荷がかかるため、外気浴を利用した時の開放感はどのサウナにも負けないでしょう。

逆に、ウェットサウナでは、温度が低めで、湿度が高い空間が特徴で、体に負荷がかかりにくいにもかかわらず、体の芯まで温まりやすく、ドライサウナよりも芯まで温めやすいでしょう。

この記事では、いろいろな種類のサウナの中から塩サウナを抽出して塩サウナについてお離していきます。

意外と利用した人が少ない塩サウナのメリットやおすすめの入り方などをご紹介していきます。

塩サウナとは

皆さんは「塩サウナ」をご存知ですか？

塩サウナとは、ウェットサウナに分類されるサウナの種類です。

サウナと言われるとドライサウナを想像される方が多いと思いますが、サウナ発祥の地では、ウェットサウナが主流となっているため、世界的には主流なサウナになっています。

塩サウナとは、言葉通り、「体に塩を塗ってサウナに入り、汗をかくサウナ」のことを指します。

通常のサウナと比べて汗をかきやすいため、メリットも多くありますが、注意点もあるため、塩サウナを利用する際は、注意点をしっかりと理解した上で利用していきましょう。

塩サウナのメリットとは

サウナを利用することで、様々な恩恵を受けることができるでしょう。

その中で塩サウナによるメリットを紹介していきます。

むくみの解消

むくみの原因は塩分の過剰摂取です。体は塩分濃度を一定にしようとします。なので塩分を過剰に摂取してしまうと体は塩分濃度を低くしようと体中に水分を蓄えて塩分濃度を低くしようとします。

すると、間質液に水分が溜まりむくみの原因となります。

このことから、むくみの解消には、体の水分を抜くことが効果的です。

塩サウナは、体中に塩を塗ることで、浸透圧の関係で通常のサウナよりも多量の汗を流すため、体中の水分を体外に出すためむくみの解消につながります。

肌がツルツルになる

塩を塗ることで、たくさんの汗が出て皮脂が洗い出されるから肌がツルツルと思われがちですが、その解釈は違います。

塩サウナによって、たくさんの汗をかくことで、「アポクリン腺」が分泌して新しい皮脂を生成するため、肌がツルツルになるのです。

塩サウナの利用により、保水力抜群の皮脂コーティングをされることで肌がツルツルでみずみずしさを取り戻すでしょう。

塩サウナのデメリット

塩サウナを利用することで、むくみの解消や肌がツルツルになる効果もありますが、勘違いすると痛い目にあいます。

塩サウナはメリットだけではなく、デメリットも存在するため、デメリットも紹介していきます。

水分補給をしっかりとる

塩サウナは、通常のサウナより多くの汗をかくため、体内の水分量が低下していきます。

水分をこまめに取らないと脱水症状にすぐ陥ってしまいます。

塩サウナの恩恵を十分に受けるためには、しっかりと水分補給を行うことも大切になってきます。

ニキビや炎症の悪化

塩を体全身に塗る際、傷やニキビに塩が入り込んでしまい、激しい痛みを伴うことがあります。塩は体液よりも濃度が濃いため、浸透圧の影響でニキビや炎症が起きている部分でより多くの体液を放出しようとするため、ニキビや傷跡に浸透して痛みを伴います。

塩サウナ初心者のための塩サウナの利用方法

塩サウナを利用する際には、おすすめの利用方法があります。

塩サウナも通常のサウナと同じと思うと塩サウナの良さを知ることができないでしょう。

塩サウナに入る前後は、通常のサウナと同じやり方をとるようにしましょう。ただ、通常のサウナよりも水分を体外に放出してしまうため、入念な水分補給を行いましょう。

サウナ中は、塩を全身に薄くつけて、すぐに洗わない

むくみをとったり、肌をきれいにするためには、塩を塗った後に待機して、全身から汗をかけるようにすることが重要です。

塩サウナの利用時間は5分程度を目安にしましょう。塩をつけた後にすぐに洗い流すことは、体の発汗作用に支障をきたすことがあるからです。

塩サウナの恩恵を受けるためには、放置時間も大切ということを知った上で塩サウナを体験しましょう。

最後に

塩サウナを利用する際には、3つのことを守ってください。

水分補給をいつも以上に丁寧に
美肌効果を実感できること
塩サウナでの塩は5分間以上の滞在が必須になる

塩サウナの利用により、美肌効果を促してくれます。

塩サウナの効果をお聞きすることで、サウナに入る前の事前準備の必要なものを理解できるため、塩サウナの認識を高めて、しっかりと準備した上で塩サウナを利用するようにしましょう。