はじめに
サウナはリラックスと健康増進の場として利用されていますが、他の利用者と調和するためには適切なマナーとエチケットが必要です。
このサイトでは、サウナでの適切な振る舞いと他の利用者との共存について詳しく説明していきます。
サウナの共有スペースでの振る舞い
サウナ室では、共有スペースとなってくるため、他の利用者もいるからこそ周りの人との調和はとても大切になってきます。
1.入口の扉を開けっぱなしにしない
サウナ室の扉は極力、開けたらすぐに閉めて、中の温度を低くしないように気をつけましょう。サウナの性質上、空気を温めて、体に伝えているため、空気の入れ替えによってすぐに室内の温度が低下します。
ですので、サウナ室に入る際の出入りはできるだけスムーズにして、中の空気を外に逃がさないように気をつけていきましょう。
2.大きな声でおしゃべりをしない
サウナを利用している人の大半は、一人で自分の世界に入ってサウナを楽しみたいと思っている人が多いでしょう。ですので、大きな声で雑談したりしていると周りの利用者にとってはとても気持ちのいいものではありません。
ですので、サウナ室の中では、できるだけ、話をしないようにして、自分も自分の世界に入り、サウナに集中して、サウナを楽しんでいきましょう。
3.タオルを絞らない
自分の汗が染み込んだタオルなどはサウナ室の中で、絞らないようにしましょう。周りの利用者から、見ていて気持ちの良いものではないですし、利用する気がなくなってしまいます。
また、床が濡れてしまうと転倒するかリスクが高まってくるため、濡れたタオルで、サウナに入らないようにしたり、汗を拭いても絞らないように癖づけることが大切です。
サウナの清潔と衛生に関する配慮
サウナに入る前には、身体をよく洗って清潔な状態でサウナを利用するようにしましょう。
これはサウナは共有スペースであり、清潔感のない人が使った後は誰も使う気にならないためです。最低限の清潔感を保つことはとても大切ですので、サウナに入る前には、必ずシャワーで体の汚れをある程度落としてから入るようにしましょう。
清潔感によるサウナ効果アップ
清潔感は周りの人への配慮だけではなくて、自分に対してもとても効果があります。
まず、清潔感がない状態ですと、体の表面に汚れた状態で、毛穴が皮脂で詰まっている状態になりますので、汗が出にくくなります。ですが、しっかりとシャワーを浴びて、清潔感を増すことで、汚れがなくなり、皮脂が詰まっていることもなくなるため、汗がたくさん出るようになり、サウナで得られる効果がアップするようになります。
ですので、サウナ前にはしっかりとシャワーを浴びて、頭、髪の毛、身体全てをキレイにしていきましょう。
サウナの温度調節と利用時間に関する配慮
サウナの温度に関しては、自分の好きな温度に入ることが一番気持ち良く入れます。
高温サウナ
ドライサウナが該当します。利用時間は7~12分で、「サウナ→水風呂→外気浴」を大体2~3セットするのがお勧めです。
温度はとても高温で、体に負担がかかるため、あまり無理しすぎるのは良くないです。
中温サウナ
遠赤外線サウナが該当します。利用時間は10~15分程度で、少し長めに入るの適しています。
比較的には入りやすい部類になりますので、初心者にもお勧めです。しかし、心臓病を持っている人は敬遠したほうがいいでしょう。
低温サウナ
ミストサウナ、スチームサウナが該当します。利用時間は10~20分で、長くリラックスしながら入れます。
肌への効果がとても高く、また、空気が潤っているため、喉へのアプローチが優しいので、とても健康的に良いサウナになります。
低温サウナはとても入りやすく、どんな人でもおすすめできます。ただ、高温サウナに慣れていると満足できないかもしれないです。
サウナ後の清涼浴や休息室の利用について
サウナの後は水風呂→外気浴となります。この水風呂や外気浴も共有スペースになりますので、周りの人との調和はとても必須となります。
水風呂や外気浴でのエチケット
水風呂に入る前には、しっかり、水を全身にかけて汗を流してから入りましょう。自分の汗を水風呂に入れてしまうのは、他の人にとっては、嫌な気持ちになってしまいます。
また、水風呂にタオルをつけることも良くないです。
しっかりとタオルは避けて、自分の体だけ水風呂に入るように心がけましょう。
外気浴では、ゆっくりと寝っ転がれるスペースや座れるスペースがあります。水風呂の後だとそこまで体は汚れてはいないですが、使った場所にはお湯をしっかりとかけて清潔感は保つようにしておきましょう。
サウナの注意事項
まずはしっかりと水分補給はしておきましょう。この水分補給がサウナの中で一番重要になるため、ここはしっかりと気をつけて水分補給をしましょう。
これからも何回も利用していくことになる、サウナではやっぱり、店側からもマークされることは避けたいですよね。
だから、サウナに入ってぶっ倒れたりしたら、そこの店には入りにくくなりますよね。ですので、サウナ前にはしっかりと水分補給を行い、体調を整えて、脱水症状にならないように心がけましょう。
このように自分の体調に気を使うこともサウナに入るためにはとても重要なエチケットになります。
最後に
サウナでの適切なマナーとエチケットは、他の利用者との生存に不可欠です。
ルールを守り、サウナを楽しんでいきましょう