はじめに

誰もがなる可能性がある認知症。
しかし、誰もがなりたいと思ってなるわけではないですよね。

できることなら皆さんも認知症予防に取り組みたいと考えているでしょう。

なぜなら、サウナによる脳疲労の解消や血流が良くなる効果が、
認知症の原因とされる老廃物を洗い流してくれるからです。

この記事では、認知症が発症してしまうメカニズムとサウナによる効果を解説していきます。

この記事を読むことで、少しでも認知症のことを理解して、
認知症予防の一つのやり方を実践することができるでしょう。

目次

1.認知症とは

2.認知症が発症するメカニズム

3.認知症に対するサウナの効果

4.サウナ利用時の注意点

5.最後に

認知症とは

認知症とは記憶や判断を行う脳の機能が低下し、
日常生活や仕事に支障をきたすようになった状態のことを指します。

例えば、

「自分がご飯を食べたことを忘れる」
「友人のことを忘れてしまう」
「失語してしまう」

などが挙げられるでしょう。

認知症の中で最も有名なのは、アルツハイマー型の認知症です。

年をとることで、物忘れは激しくなりますが、それ以上に酷いのが認知症です。

認知症が発症するメカニズム

脳は細菌やウイルスなどの侵食を防ぐため、他の血管よりも太くなっています。

その結果脳に溜まった老廃物を流すことができず溜まっていってしまうため、
認知症が発症してしまうというメカニズムになります。

認知症に対するサウナの効果

サウナの健康効果として大きく3つのメリットが挙げられます。

  1. 血液の循環を整える
  2. 自律神経を整える
  3. 睡眠の質を高める

が挙げられます。このメリットの中で認知症を防ぐために重要となる要素が、

ことです。

睡眠の質を高めることは、「ノンレム睡眠時間を増やす」ことです。

「ノンレム睡眠」とは、深い眠りとされており脳を休めることができる睡眠です。

普段はずっと働いているため、血液が他の部位よりも集中していますが、
「ノンレム睡眠時」のみ脳に溜まっている血液量が少なくなるとされています。

この時に血液が脳に送られて循環するため、老廃物を洗い流してくれる
メカニズムとなるのです。

サウナ利用時の注意点

サウナを利用する際は、以下のポイントに注意しましょう。

水分補給

水分補給をしても人の体には、すぐに水分が吸収されるわけではないので、
長い時間をかけてこまめに水分補給を行いましょう。

目安は、約500ml以上の水分を2時間ほど前までに飲んでおくことです。

体調の良し悪し

サウナに入る前に自分の体調を自分で把握するようにしましょう。
我慢してサウナに入っていても気持ちよくありません。

体調が悪い場合は、サウナの時間やセット数の変更をしていきましょう。

例えば、

「毎回3セットのところを2セットにする」
「サウナ時間を10分→5分に変更」
「休憩中の水分補給を多めに取る」

などが挙げられます。
あくまでも体調に合わせて柔軟に対応していきましょう。

最後に

サウナ後の深い睡眠は、睡眠時間の確保だけではなく、
脳疲労や老廃物を洗い流してくれるため、次の日をスッキリと始めることができるでしょう。

認知症になる原因は「脳に老廃物が溜まる」ことです。

その点には睡眠の改善はとても魅力的に映ることでしょう。

ぜひ、将来的に不安だと思う人はサウナを利用して、今のうちから習慣づけていきましょう。

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