はじめに

サウナはサウナ室→水風呂→外気浴が鉄板の流れです。

この流れは崩さないほうが整いやすいやリラックス効果は期待できるでしょう。

ですが、必ず水風呂に入らないといけないということはありません。水シャワーで済ましたりすることでも、十分にリラックス効果を体験することができるでしょう。

この記事では、サウナに入りたいが、水風呂に入るのが苦手な人が少しずつ水風呂に慣れていく方法や水シャワーの活用方法について解説していきます。

サウナを楽しむために水風呂を少しずつ克服していきましょう。

目次

1.サウナ後の水風呂を利用する理由

2.サウナ後の冷水シャワー利用のメリットと方法

3.入りやすい水風呂の利用方法

4.最後に

1.サウナ後に水風呂を利用する理由

サウナ後に水風呂を利用する理由とは、下記の2点です。

  1. サウナで得られる健康効果を十分に受け取る
  2. 整いやすくする

この2点が理由とされています。それぞれ詳しくみていきます。

水風呂がもたらす健康効果

サウナ後に水風呂に入るのは、体温をさげる効果だけではありません。水風呂を利用することで得られる様々な健康効果が存在します。

自律神経が整えられる

自律神経とは、交感神経と副交感神経のふたつの神経から構成されており、このバランスが保たれることで、体の調子を整えてくれます。

興奮状態では交感神経が優位に働いており、、リラックス状態では副交感神経が優位に働いている状態になります。

サウナ→水風呂→外気浴の1セットを行うことで、交感神経と副交感神経が無理やり切り替えることで、自律神経のスイッチが活発になるため、自律神経が整います。

そのため水風呂を利用することで、急激な体温の緩急がつき、サウナで火照った体を元の体温に戻しやすくなるという効果があるのです。

湯冷めしにくくなる

水風呂を利用することで、血管が収縮し、毛穴が収縮することで、体内の熱を逃がさないようにします。

これは、自律神経の体温調整機能で、水風呂で急激に冷えた時に体温を逃さないように指令を飛ばしてくれるためです。

冷え性の改善

冷え性の人ほど、水風呂は利用した方がいいとされています。

冷え性の原因は、自律神経の乱れです。自律神経が整っている人は、冷え性になりにくいです。

そのため、水風呂を利用することで、自律神経の活性化につながり、冷え性の改善となるのです。

2.サウナ利用後のシャワーのメリットと方法

サウナ利用後の冷水シャワーに2つメリットがあります。

  1. 頭をしっかりと冷やせる
  2. 体への負荷を軽くできる

頭をしっかりと冷やせる

水風呂を利用する際には、基本的に潜る行為はマナー違反になります。

なので、シャワーだからこそ頭にも冷水をかけることができ、頭を冷やすことができます。

頭を冷やすととても気持ち良いため、水風呂にはない良さと言えるでしょう。

体への負荷を軽くできる

水風呂よりも水温を高くすることができるため、体への負荷を軽くすることができます。

水風呂は施設によって温度は決まっており、自分の体にあうかは入ってみないとわからないのですが、冷水シャワーだと調整が効くため、好みに合わせれます。

自分の体に合った水温で体を冷やすことができるため、水風呂を利用するよりも好みな人も多くいるでしょう。

冷水シャワー利用方法

冷水シャワーを利用するためには、3つのステップを踏んだ方が気持ちよくシャワーを利用できるでしょう。

  1. 心臓部よりも遠いところから冷水をかける
  2. 頭から冷水をかける
  3. 2~3分ほどじっくりと全身に冷水をかける

この3ステップで冷水シャワーを利用するとより安全に気持ちよく体温を下げることができるでしょう。

注意点

冷水シャワーを利用するときは、体が均等に冷えないため、全身に回すようにシャワーをかけるようにしましょう。

水風呂は体温を下げる役目なので、しっかりと体温を下げるために、少し長めの時間冷水シャワーを利用することをお勧めします。

3.入りやすい水風呂の利用方法

水風呂できをつけておくべきポイントは1つだけです。

手首から先を水風呂につける

手首から先は、人間のラジエーターの役割をしているため、手首を冷やすことで全身の体温が下がっていきます。

なので、水風呂に入る前に手首から先を水風呂に1分ほどつけてから水風呂を利用することで、体が慣れて入りやすくなるのです。

水風呂が苦手な人はぜひ実践してみてください。

最後に

サウナにとって水風呂はとても重要な役割があるため、利用した方がお勧めです。

水風呂が苦手でも工夫次第では利用することは可能となります。

  • 水風呂の代わりに冷水シャワーを長めに使用する
  • 水風呂に入る前に手首から先をつけてから入る

上記2つは水風呂が苦手でもサウナを楽しむための方法になります。

ぜひ実践してみて、より気持ちの良いサウナを楽しんでください。

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